
柳宗理 パンチングストレーナー SORI YANAGI
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柳宗理のキッチンツール・パンチングストレーナー
日本が世界に誇る20世紀のプロダクトデザイナー、柳宗理デザインのパンチングストレーナー(ざる)です。「パンチングストレーナー」の優れたところは、ワイヤーを編んで作ったザルと異なり、ボウルに細かな穴をたくさん開けた形状をしているので、汚れがつきにくく清潔で、また歪んだり壊れにくい特性があります。
こちらのパンチングストレーナーは直径が16cm、19cm、23cmの3つの大きさで展開。用途にあった大きさをお選びください。もしくは、スタッキングして綺麗に収納できるので複数揃えたり、また同じく柳宗理のボウルともピッタリサイズが合いますから、合わせて購入するのもおすすめです。
柳宗理のデザインは、見た目と機能性のマッチングの素晴らしさが光ります。このどっしりとした形には理由があり、底が広く作られているため熱のまわりがよく、お湯をすぐに沸かせる仕掛けになっています。手にフィットするようなカーブと注ぎやすい角度で、使い勝手もピカイチです。ふたも大きく、給水も楽々。
柳宗理のデザインは素朴ながら美的で、実は古くからあるデザインでも、いつみても新しさを感じられ、時代を問わず長く使い続けられます。民藝運動の祖である柳宗理の父、柳宗悦から受け継がれた「用の美」あふれるキッチンツールは、料理をいっそう楽しく彩るでしょう。
用の美
「用の美」とは、華美な装飾やいっときの流行のデザインに流されず、作り手が「使い手」の使い心地を考慮し、必要なもの、ことにのみ集中して作られた手仕事の美しさのこと。つまりは「用途に純化した美」のことです。
柳宗理の父、柳宗悦は民藝運動の中で、この「用の美」というものを見つけ、人々に広めました。装飾や変わった形、富裕層のための美術品などにみられた行き過ぎな造形より、使い心地を突き詰めた、民衆の職人の手仕事こそを評価したのです。
この「用の美」というものは、シンプルでクール、なおかつ同じように用途に特化して作られるシンプルな北欧デザインとも通じています。
柳宗理
柳宗理は、 1915年生まれの日本のプロダクトデザイナー。用の美を見出し、民藝運動を主導した柳宗悦の息子であり、戦後の日本におけるデザインの世界を発展させた功労者でもあります。
代表的なデザインに「バタフライスツール」があり、国内にとどまらず海外でも高く評価されています。
シンプルモダンで飽きのこないデザインは、テーブルウェア、キッチンウェア共に人気。また、日本屈指ともいえるデザイナーのプロダクトでありながら手の届きやすい価格設定ひとつとっても、人びとの暮らしに寄り添う「民藝」の思想を感じられます。
素材、サイズ
素材:ステンレス
サイズ:直径16cm(98g)、19cm(130g)、23cm(190g)
日本製