
柳宗理 鉄フライパン18cm ダブルファイバー窒化加工 SORI YANAGI
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柳宗理の鉄フライパン 18cm
日本が世界に誇る20世紀のプロダクトデザイナー、柳宗理のキッチンツールは、人の手の形や食事の時の動きを考慮し、形や重さのバランスがびっくりするほど均衡のとれた美しい調理器具です。
フライパンといえば、お買い物の時に気になるのがその「寿命」ではないでしょうか。テフロン加工のフライパンは手頃ですが、すぐに傷んでしまいます。しかし、鉄のフライパンはとにかく頑丈でm強火でガンガン使えますし、ステンレスのヘラでこすっても大丈夫です。それに鉄のフライパンはお手入れしながら使えば10年は持ちますから、安物を使い捨てにするよりも確実にエコですね。
また、このフライパンには二つの加工がされています。一つは「窒化加工」といいう航空機などにも使われる加工で、フライパン全体のサビを防止するため、普通の鉄フライパンよりもお手入れが簡単です。二つ目は「ダブルファイバー加工」で、かすかな凸凹が食材をくっつきにくくし、熱の通りを良くしてくれます。
さらに柳宗理のフライパンは左右に出っ張りがついているので、焼きあがった料理をお皿によそいやすくなっています。長持ちする上に使い勝手の良いフライパンですから、一家にひとつは欲しくなってしまいます。
柳宗理のデザインは素朴ながら美的で、実は古くからあるデザインでも、いつみても新しさを感じられ、時代を問わず長く使い続けられます。民藝運動の祖である柳宗理の父、柳宗悦から受け継がれた「用の美」あふれるキッチンツールは、料理をいっそう楽しく彩るでしょう。
用の美
「用の美」とは、華美な装飾やいっときの流行のデザインに流されず、作り手が「使い手」の使い心地を考慮し、必要なもの、ことにのみ集中して作られた手仕事の美しさのこと。つまりは「用途に純化した美」のことです。
柳宗理の父、柳宗悦は民藝運動の中で、この「用の美」というものを見つけ、人々に広めました。装飾や変わった形、富裕層のための美術品などにみられた行き過ぎな造形より、使い心地を突き詰めた、民衆の職人の手仕事こそを評価したのです。
この「用の美」というものは、シンプルでクール、なおかつ同じように用途に特化して作られるシンプルな北欧デザインとも通じています。
柳宗理
柳宗理は、 1915年生まれの日本のプロダクトデザイナー。用の美を見出し、民藝運動を主導した柳宗悦の息子であり、戦後の日本におけるデザインの世界を発展させた功労者でもあります。
代表的なデザインに「バタフライスツール」があり、国内にとどまらず海外でも高く評価されています。
シンプルモダンで飽きのこないデザインは、テーブルウェア、キッチンウェア共に人気。また、日本屈指ともいえるデザイナーのプロダクトでありながら手の届きやすい価格設定ひとつとっても、人びとの暮らしに寄り添う「民藝」の思想を感じられます。
素材、サイズ
素材:鉄、ステンレス、フェノール樹脂
サイズ:直径18cm(内径:直径14.5cm 高さ3.5cm),重さ635g
直火・IHともにOK 電子レンジ・オーブン・食洗機はNG
日本製