
豆を挽く、という贅沢な時間。『ポーレックス コーヒーミル』
コーヒーが好きな人なら、手で豆を挽くというのはたまらなく楽しみな時間ではないでしょうか。自分や他の人が飲む分だけの豆を挽いて、ドリップしてコーヒーを淹れる。そのシーンを想像しただけでも、慌ただしい日常を離れたゆったりした時間が流れているのが想像できますよね。そんな豊かな時を、家の中でもアウトドアでも楽しめるとしたらどうでしょうか?
手軽さとスタイリッシュが同居するデザイン
精巧なセラミック製品を開発しているジャパンポーレックスの「コーヒーミル」・「コーヒーミルミニ」。ステンレスのシンプルな円筒形で、サイズはレギュラーサイズが高さ18.7cm、径は4.8cm。
ミニサイズは13.2㎝、径が5㎝と、どちらも片手で持てるコンパクトなサイズ感です。レギュラーサイズは約3人分(30g)、ミニは約2人分(20g)のコーヒーを挽くことができます。
1978年に創業し、塩や胡椒、胡麻などを挽くセラミック刃のミル、おろし、しょうゆ差しなど様々な製品を日本国内の自社工場で生産しているジャパンポーレックス。すべて自社で開発・設計をしているこだわりのセラミック製品は、性能はもちろんシンプルで無駄のない、それでいてお手入れしやすいデザインが特徴的です。
ひとつひとつがこだわりのパーツ
ミルに金属でないセラミックの刃を使うメリットは、「金属臭が食材にうつらない」こと。せっかくのコーヒーの風味に、金気くさい感じがしてしまうのはやはり残念ですよね。セラミックなら匂い移りもないので安心です。さらに、金属と違って摩耗せず、錆びる心配もありません。どんなに気を付けていても金属の摩耗は避けられませんし、錆びはどうしても発生しがちです。そういったことを避け、いい製品を長く使えるように、というのも老舗企業ならではの配慮のひとつです。
また、実はこのコーヒーミル、すべてのパーツが分解できるようになっています。挽いたコーヒーの粉は、隙間に詰まってしまって洗っても取れないことがありますよね。そのまま違う種類のものを挽くと、風味が混ざってしまうことも。取れなかった粉がそのまま残ってしまい、衛生的にも気になる点です。そのようなことがないよう、このミルは分解して隅々までしっかり洗うことが可能。毎回新鮮な気持ちで、挽きたてのコーヒーの味と香りをたっぷりと楽しめます。こだわりのコーヒーがますますおいしく感じられそうですね。
細挽き・中挽き・荒挽きと簡単に粒の大きさを調節できるのも嬉しいポイント。本体内にある調節ねじを回すだけでお好みの挽き方に設定できます。最初はわかりづらいかもしれませんが、仕様書に粒の写真つきで解説してありますので、徐々に自分のベストな挽き方を探してみてください。豆の種類や、そのときの気分によっても変えられるのは嬉しいですね。
家の中でも、外でも、いつでも挽きたてが楽しめる
コンパクトな設計なので、家の中はもちろんアウトドアでも大活躍。電源は不要ですし、挽くためのハンドルは取り外しができるのでいっそうコンパクトに収納できます。ミニの方にはハンドルホルダーが付属しており、そこに差し込めばバラバラになることもなく、すぐにカバンに入れてお出かけもOK。この手軽さが嬉しくて、どこへでも連れてってしまいそう。ホルダーは滑り止めの役割も果たしていますので、アウトドアで不安定な場所で使うのにも安心です。
コーヒーが好きな方なら、やっぱりいつでもどこでも挽きたての味と香りを楽しみたいですよね。日曜の午後、お家でゆっくりしながら。または、ピクニックや山登りのときに自然を感じながらなど、様々なシーンでコーヒーミルが活躍できそうです。今はアウトドアで使えるコンパクトなドリッパーも様々なものがありますので、組み合わせて使えば好きな場所で好きな時間に楽しめますね。
お気に入りのうつわで楽しむコーヒー
おいしいコーヒーは、お気に入りのうつわで。
豆を選び、挽き方を選び、そして好きなうつわを選んで、自分だけの特別なコーヒータイムを。このミルであなたと家族の暮らしがまた少し豊かになりそうですね。
Text: Ohara Kae