Lars Rankのテーブルウェア、Blue Hills と Green Moss シリーズ

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デンマーク、コペンハーゲンのセラミックウェア「ラース ・ランク」のうつわをILOILO LIFE STOREで2019年12月20日より日本限定で取り扱いを始めます。オンラインマガジンTABI LABOにも掲載され、販売のときを期待している人も多いのではないでしょうか。

(TABI LABO: ラース・ランクの器は色が素敵!―信楽焼インスパイア系デンマークの器①

 

ブルーヒルズ、グリーンモスの二つのシリーズから、ディナープレート、ケーキプレート、マグ、ボウルのそれぞれを販売。ここで、このコペンハーゲンのセラミックと日本陶芸のマッシュアップを叶えたこれらのシリーズについてご紹介します。

 

日本陶芸を愛するコペンハーゲンのセラミックデザイナー、Lars Rank

 

ラース・ランクはデンマークの陶芸家として、2004年からアート&デザインのクロスフィールドにおいて家庭用セラミックの設計に携わってきました。スカンジナビア伝統の洗練されたセラミックワークを引き継ぎながら、シンプルでいて清楚な形と装飾のデザインは彼の独特で繊細なセンスによるもの。

 

ラース ・ランクは頻繁に刷新されるコペンハーゲンの陶芸のトレンドはインテリアデザインやファッションのトレンドと密接に関わっており、それらのデザインの領域に深い理解のあるラースだからこそのセラミックスです。

 

また2005年、ラース・ランクは日本の滋賀県立陶芸の森という信楽焼の研究施設にレジデンス生として4ヶ月滞在し、日本陶芸の伝統に触れました。そうして、日本人に馴染み深い信楽焼とデンマークの陶芸をラース・ランク独特の完成により重ね合わせたユニークなシリーズであるブルーヒルズ、グリーンモスのシリーズが生まれました。

 

Blue Hills Series

 

ラース・ランクのブルーヒルズシリーズは、白磁のようなしっとりとした釉薬をベースに、底部に備前焼のような赤褐色の化粧土を施すことにより、ヨーロッパの陶磁器の上品さにどこか日本陶芸のような独特の素朴さを併せ持っています。そこへコバルトブルーの釉薬を重ね掛けることで、60~70年代のデザインのようなレトロな様相もみられます。

 

アクセントになるブルーの釉薬はまるで水墨画のような印象で、柔らかな丘ような模様は日本や中国など、静けさをたたえたアジアの自然の風景を思い起こさせるよう。人工の色粉ではなく、日本画にも使われる自然の原料を使用しているため、化学変化の発色により美しい濃淡が現れています。北欧と日本の感性の融合により、日常のシーンに懐かしくも新しい印象をもたらします。

 

 

Green Moss Series

 

グリーンモスシリーズの特徴は、ラース ・ランクが2005年に滋賀県立陶芸の森に滞在した時に触れた、日本伝統の信楽焼のイメージを取り入れたこと。砂のようなサラサラとした質感の焼きしめの素地をそのままに、透明感のある針葉樹のようなフレッシュな色味のグリーンの釉薬がナチュラルな雰囲気を醸し出すデザインです。

 

このテクスチャーは、素地に対して釉薬を掛けた部分、掛けない部分を選択したデザインだからこそ。つるりとした滑らかな釉薬の質感と、陶土そのものの温かみのある質感の二つを楽しめます。

 

陶芸やインテリアデザインのトレンドが頻繁に変わるヨーロッパの流行をよく知るラースが選んだグリーンの釉薬は、素地のサンドベージュの色とよくマッチしています。艶のある質感も相まって、美しい丘陵地帯や日本の山々、あるいは湖畔の水辺ような模様のソフトに演出された、おっとりとした感じのあるテーブルウェアです。

 

ブルーヒルズシリーズとグリーンモスシリーズはそれぞれと呼応した二対のデザインであり、互いに反転した模様となっているため、合わせてお使いいただくことでよりテーブルが華やかになります。また、ナチュラルな色合いも相まって、ウッドやアースカラーのダイニングシーンによりマッチするでしょう。これら二つのシリーズは「陰と陽」の関係であり、ラースの日本文化への深い関心や理解を映し出しています。

 

それぞれのラインナップ

Blue Hills、Green Mossの二つのシリーズで、ILOILO LIFE STOREが取り扱うアイテムたちをご紹介します。

 

ボウル

 

ラース ・ランクが日本の「重箱」や「お弁当箱」にインスピレーションをうけてデザインした、複数の同じうつわをスタッキングし、別々の料理を盛るイメージのあるボウル。普段使いの時も収納しやすく、料理のアイディアにも良い影響がありそう。

 

また、自然の風景を感じさせる色合いや模様ですから、茶道につかう菓子皿としてもおすすめ。家庭でも手軽に作れる手鞠寿司など、見栄えの良いご馳走にもぴったりです。

 

お正月のおせち料理を盛るうつわとして使えば、他にない和洋折衷の素敵な「重箱」になるでしょう。いろいろな料理を盛って広げれば、季節を問わず、テーブルをまるでピクニックのような楽しい印象にすることもできそうです。


〔商品ページ〕Lars Rank Keramic ボウル / Blue Hills 

       Lars Rank Keramic ボウル / Green Moss

 

ケーキプレート、ディナープレート

プレートはシンプルなデザインのためあらゆる料理に使いやすく、また、自然の風景を感じさせる色合いや模様ですから、茶道につかう菓子皿としてもおすすめ。家庭でも手軽に作れる手鞠寿司など、見栄えの良いご馳走にもぴったりです。

 

 

ディナープレートはグリーンサラダやパスタにマッチする大きさで、ディナーのための一品料理や、いろいろな惣菜を盛り付けるランチプレートにも、様々な用途に使えます。ラース自身は「おぼん」としての使い方もできる、と意識してデザインしたため、お酒のおつまみを盛り合わせにしたり、おもてなし料理の盛り付けにぴったり。上に豆皿を並べても可愛い演出になりそう。

 

〔商品ページ〕Lars Rank Keramic ディナープレート / Blue Hills 

       Lars Rank Keramic ディナープレート / Green Moss

 

 

ケーキプレートはボウルと揃えてデザインされており、このプレートとそれぞれをスタッキングすることでボウルにふたをするような使い方もおすすめ。たとえば、ボウルにご飯を入れ、プレートにおかずをのせるなどお弁当のような使い方をすれば、ランチタイムもユニークに演出できそう。

 

インテリアのトレンドを意識したラースならではのデザインで、料理以外にも、玄関先に置く小物入れとして使ってもお洒落。鍵や時計、アクセサリーなど、大切なものを美しいうつわに置くことで、いっそう生活が豊かになるでしょう。

 

〔商品ページ〕Lars Rank Keramic ケーキプレート / Blue Hills 

       Lars Rank Keramic ケーキプレート / Green Moss


 

マグ

 

ヨーロッパの陶芸には珍しい、ハンドルなしのマグ。湯飲みのような、日本人にとって非常に馴染みのある形のデザインで、日本茶やコーヒーなど、あらゆる温かい飲み物とベストマッチします。

 

グリーンモスのマグは、素地の部分と釉薬の部分との手触りの違いを楽しめます。両手で包んで、ゆったりとした時間を過ごしたい一品。モダンでありながらも渋みのある色合いですから、ご両親へのプレゼントや、日本文化好きの外国の方へのお土産にもおすすめ。

 

これらのマグは可愛らしい大きさで、ブルーヒルズも白とブルーの色合いが清楚な印象。掛け違えの釉薬の質感も愛らしい一品です。雪の野原を思わせるデザインで、冬の朝を迎えるのにぴったり。家族や大切な人とお揃いにしたり、グリーンモスのマグとそれぞれペアで使うのも素敵です。 

 

〔商品ページ〕Lars Rank Keramic マグ / Blue Hills 

       Lars Rank Keramic マグ / Green Moss

 

Lars Rankの魅力

 

ラース・ランクのうつわは一つひとつが手作業で作られ、釉薬の模様などひとつとして同じものはなく、複数揃えることでそれぞれの違いも楽しめるシリーズ。形は同じなのでスタッキングして収納が可能で、食器棚を圧迫しません。コペンハーゲンのクラフトマンによる洗練されたデザインと遊び心が光る、日本で唯一ILOILOだけで手に入れることができるテーブルウェアです。 

 

私たちの毎日が1日として全く同じ日がないように、同じ形、同じデザインでもひとつとして同じ模様の器を作らない、とラース・ランクはこだわりを持っています。日常生活の中での使いやすさを考慮したプロダクトでありながら手工芸品のような趣も持ち合わせるうつわのラインナップですから、ぜひ家族団らんのテーブルに、また大切な人たちへのプレゼントにお選びください。

 

 

Text: Saori Matsushita

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